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更新が遅くなりました。
先ずは、CT検査の結果ですが、異常ありませんでした。

では、今回何が問題で検査を受けたかと言いますと、耳下腺炎の原因を調べる為でした。

『耳下腺炎』

多分、聞き慣れない病名だと思います。
私も、その症状が出るまでは、全く知りませんでしたから。

耳下腺炎には『流行性耳下腺炎』と『反復性耳下腺炎』の2種類があり、流行性の方は『おたふく風邪』で有名です。そして、反復性の方は、炎症を何度も繰り返し反復してしまう耳下腺炎のことを言います。

耳下腺は唾液腺のことであり、美味しそう♪ と思った瞬間や、口に物を入れた瞬間に、スムーズに唾液が出る仕組みです。

私の場合は、1度目の乳がん治療後から症状が出始めたので、反復性耳下腺炎になります。

次に、私の症状はと言いますと、物を食べようと一口食べた瞬間、右耳下に激痛が走り、耳の下がみるみるうちにぷっくりと腫れ、物を食べる事が出来きなくなり、その後、半日から一日、水分以外の食事が出来なくなります。

初めてその症状に襲われた時は、あまりの痛みに驚いたものです。
でも、病院へは行かずやり過ごしました。
何故なら、乳がんの初期治療の化学療法と手術に放射線治療(胸、脇、鎖骨(首付近まで))をガッツリした後でしたので、何が起きても不思議じゃないと思っていましたから。

その後も、数ヶ月毎に発症はしていたものの、それはそれで安定していたのですが、昨年の春頃から急に発症する間隔が短くなり、若干ではあるのですが、常に右耳下が腫れていて押すと痛いという状態でいたところに、今年に入って、ひと月近く口内炎が治らないことから、耳鼻科を受診した際に、耳下腺炎の診察をしていただいたところ、直ぐに紹介状を書きますので、大きな病院でMRIかCTの検査を受けてくださいと言われてしまいました(汗)

MRI or CTの目的は、耳下腺が腫れている原因が石なのか腫瘍なのかを見極める為です。
一過性の炎症というよりは、何かが詰まっている可能性が高いとの診断でしたので。

おかげさまで、耳下腺領域には特に異常は見当たらないとの診断結果をいただいたのですが、その隣のリンパ線が腫れている事により、超音波検査を受け、その結果を聞くのは少し先になります。

現在、症状は落ち着いています。
というより、半年以上腫れていた右耳下の腫れが引いています。
CTの結果を聞く当日の朝、すっかり腫れが引いていたのです。

その前日の夜までは、ほとんど食事も出来ず、それはそれは酷い有様で、石にしても腫瘍にしても、手術は免れないだろうと観念していたんです。

観念!?
丸一日食事が出来ない程に痛いのなら手術した方が良いのでは??

と、思いますよね。
でも、手術のリスクに顔面神経麻痺があるんですよ。
首の手術はリスクが高い…。

ですが、CT画像的には石も腫瘍らしき物も写っていなかったことから、石があったかも知れない。それが、自然に流れた後だったのかも知れない。後は、細菌やウイルスによる炎症だったのでしょうと。

ただ、乳がん罹患者としては、「リンパ腺が腫れている」というキーワードがとてつもなく怖い。
ビビリます^^;

超音波検査の結果を聞くまでは安心出来ませんが、とりあえずはひとつ前進出来た事でヨシ!! です。
でもね、CTの結果を聞いた翌日、風邪っぴきになり、近所の病院で風邪の診断を受け、治療を開始した翌日には高熱が出て、もしかするとこれってインフルじゃないの!? って思いましたが、なんとか今日、PCを立ち上げるまで復活しました。

ご報告が遅くなりましたが、この様ないきさつがありましたのでごめんなさい。
あっ、しつこい口内炎は、いまだに完治していません(泣)


ここ数年、我が家を取り巻く環境が酷かった事もあり、精神が休まる事がありませんでした。
そして昨年の夏、そんな状況に変動が起こり、兎にも角にも心身共に疲弊していました。
だけど、そんな状況にも光が見えるようなって、ほっとしたと同時に、それまでの緊張の糸が切れた事で、弱っていたところが一気に表面化しているように感じています。

まだ暫くは、あちこち不調だとは思いますが、春を待ち望む事にいたしましょう。



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アリガトウ